奥銀谷地域自治協議会とは、兵庫県朝来市「奥銀谷(おくがなや)」地域の全住民が参加するまちづくりの組織です。
地域自治協議会について
朝来市では「地域自治協議会」を中心としたまちづくりが行われています。
地域自治協議会とは、
「自考・自行、共助・共創のまちづくり」を基本理念として、地域課題はまず地域で検討・解決し、地域を将来にわたって持続可能にしていくために、住民の力で最大限に発揮できる組織で、おおむね小学校区を単位にして、地域のさまざまな団体や事業者が参加し、それぞれの特性をいかして連携・協働する新しい地域自治システムをいいます。
奥銀谷地域でも、旧奥銀谷小学校区を中心とした8地区の全住民が参加し、地域自治協議会が組織されています。ここでは4つの「部会」を中心として、住民それぞれ楽しく活動しています。その活動拠点として、私たちは閉園した幼稚園を改修し、事務所、会議室、ホール、喫茶室等を備えた「かながせの郷」をオープンしました。
設立年月日
平成20年(2008年)5月24日
所在地
〒679-3321 兵庫県朝来市生野町新町1185 かながせの郷
設立の目的
奥銀谷地域自治協議会(以下、協議会)は地域内の諸問題を共有し、問題を解決するために自ら考え、自ら行動し、共に助け合い、共によりよい生活環境を創出することを目的とします。
私たちが暮らす奥銀谷地域には、良いところや誇りに思っていることがたくさんあります。しかし、一方では少子高齢化など社会の変化にともなってさまざまな問題が新た生じ、各区の自治会も世帯の減少や高齢化による行動力の低下により、その機能、役割を十分に果たせない状況になりつつあり、「すべては行政にお任せ」では地域の暮らしをまもり、育み、次代へ伝えてゆくことが困難な情勢になりつつあります。
このような状況を改変し、ともすれば沈滞しがちな地域の風潮を改革するために、「地域の問題は地域に住まうみんなで解決していこう」との考えの下、奥銀谷地域の8地区が団結して地域の問題に取り組むべく協議会を設立するものです。
奥銀谷地域の定義
奥銀谷地域は兵庫県朝来市生野町黒川、竹原野、緑ヶ丘、小野、奥銀谷、新町、猪野々、白口をもって構成されます。
詳しくは各地区の紹介ページをご覧ください。
組織
協議会は地域内の全住民を会員とし、会員全員を活動主体とする組織です。
協議会は運営管理のために次の委員会および部会を設置し、会員の活動を補佐します。
会員は部会員として、自由に各部会の活動に参加することができます。
運営委員会 | 役 割 | 自治協議会を総括管理し、その運営を行う |
構 成 | 会長(1名)、副会長(2名)、会計(1名)、 理事(8名、地域内各区長)、各部会長(4名)、各副部会長(4名) |
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ふれあい部会 | 活動テーマ | 交通、防犯、福祉 |
構 成 | 部会長(1名)、副部会長(2名)、部会員 | |
さわやか部会 | 活動テーマ | 花づくり、環境美化・ゴミ問題対策、空家・空地対策 |
構 成 | 部会長(1名)、副部会長(2名)、部会員 | |
にぎわい部会 | 活動テーマ | 各種イベント、特産品開発、観光・交流、若者交流 |
構 成 | 部会長(1名)、副部会長(2名)、部会員 | |
すこやか部会 | 活動テーマ | スポーツ、健康づくり、生涯学習 |
構 成 | 部会長(1名)、副部会長(2名)、部会員 | |
広報委員会 | 役 割 | 広報紙発行、地域マガジン発行、ホームページ運営等自治協議会の広報活動 |
構 成 | 理事(1名以上)、部会員(4名以上) | |
事務局 | 役 割 | 自治協議会の事務及び各部会、委員会の支援 |
構 成 | 事務局員(2名) |
部会活動
協議会の活動組織である各部会は、先に掲げたテーマに基き、それぞれの活動を展開します。
主な活動内容
- ふれあい部会
ふれあい運動会の実施/喜楽苑夏祭りの協賛/落語会とマジックショーなどの開催 - さわやか部会
花づくり勉強会/銀谷のひなまつり/七夕まつり/ダム周辺のクリーン作戦/不法投棄ゴミ検討会/空家(町並み)調査 - にぎわい部会
各実行委員会との連絡調整、サポート/地域資源を活かした特産品の開発/地産消費の向上/お宝マップ作成/観光施設と各種イベントとの調整/若者交流会 - すこやか部会
地域運動会の実施/ハイキング、ウォーキングの実施/地域の歴史、お宝、魅力の再発見/講演会、講習会、教室の開催
詳しくは各部会のページをご覧ください。